Manchester United 8-2 Arsenal
Barclays Premier League, Old Trafford
Sunday, August 28, 2011, 16:00
スターティング:
選手名についての説明はここをチェック♪
ボイチョフ課長(仮)
ジェンキンス先輩 じゅるー コッシー トラさん
コクラン アーロン
瀬尾君 ロッシー 黒シャビン
ロビン
■ゴール
瀬尾君 45, ロビン 74/Welbeck 21, Young 28, 90, Rooney 41, 64, 81 (pen), Nani 67, Park 70
■交代
62 コクラン→チェンボ
83 瀬尾君→ひき逃げランズ
83 ロビン→シャマフ
■個人メモ
Block230 Row25 53
6:30起床、アウェーバスでユナイテッド戦に参戦。
約4時間半の中長旅といえど、一度新城の6時間とかを経験すると、
不思議なもんで、4時間とかどーってことなくなるというか・・・。
それもこれも、一緒に参戦して、
モンハンにつきあってくれた、おにぎり君のおかげ。
しかしそんなおにぎり君も今日が最期の参戦。。。
最期の試合、存分に体感するがいい!(涙)
というのが歴史的な試合になろうとは、
この時点では夢にも思わずなのでした。。。
車中、自身初のイビルジョーに玉砕も、
なんとかオールドトラフォード到着。
2時間前についちゃったもんだから、バスの中で待機していると、
外にボビーじいさんがいたのでこっそり盗撮。
やっぱ現役時代の中途半端な頭より、このほうが似合うね。
土産物屋も入ってやろうかとも思いましたが、
なんか混み過ぎなのか、狭すぎなのか知りませんが、
生意気にも入場規制をしてたので、冗談じゃない!
↓とっととスタジアムに入ってやりましたよ。
↓アウェースタンドの屋根はこんな感じ。
雪下ろしをする時に、屋根から雪を滑らせるやつですね?
素晴らしき古き良きスタジアムです。
そうこうするうちに選手がアップ開始。
今日のスタメンです。
アップにモンゴル相撲も取り入れたようです。
ちなみにサニャが突然の急病で、SBはトラさん。
そしてボランチにまさかのコクラン!
プレミアデビューがユナイテッドとか・・・。
我々の計り知れないほどの深刻すぎる台所事情が
手に取るようにおわかりいただけるかと存じます。。。
ちなみに先発中3人がリザーバー、もしくは格下上がりの選手、
そして3人が昨季の控え組と、実質ファーストで戦っていた選手は5人だけ・・・。
でもやるんだよ。
試合開始前、スパーズ戦で大活躍をした黒斉藤さんに対し、
我々からも素晴らしいエールが送られました。
やっぱ名曲は全てB面だね♪
そして運命すぎる試合開始。
昨季のチャンピオン相手に、このスカッドでどこまでやれんのか!?
という、ある意味現時点での査定試合。
開始早々こそポゼッションでも互角っぽい闘いを演じていたアーセナルですが、
時間が経つにつれ、徐々徐々に、ジワリジワーリと、赤い奴らが浸食。。。
そしてついに20分すぎ、好調ウェルベックのループなヘッドでユナイテッド先制。
この若手の一撃により、我々の防波堤が決壊し始めていたことを
この時知る由もありませんでした。。。
↓しかし失点の後、瀬尾君が倒されてPKを得て同点のチャーンス!
も、
キャプテン・ロビンまさかのPK失敗・・・。
ゴール前で呆然と立ち尽くすロビン。。。
破局へと向う、決壊し始めた防波堤の復旧のチャンスを
我々は自らの手で無に。。。
そしてこのPK失敗こそが、
今のアーセナルの全てを物語っているような気がして・・・。
そこからは皆さんご存知の通りです。。。
悪魔から放たれるシュートが
まるでブラックホールに吸い込まれるが如く、
全てがゴールに吸い込まれるという悪夢・・・。
それはサポ以上に、選手達の体力、そして精神力を蝕み、
闘う気力さえも奪い去って逝きました。
トラさんなどは、走るのを止めてしまうほどに疲弊し、
ロッシーも入れられたゴールすら振り返らないというエアな状態。。。
それをキャプテンであるロビンが叱咤激励するも、
まるで遠い国の出来事かのように、
ぽかんと空虚な空を見つめる放心状態の選手達。。。
そして瀬尾君とジェンキンソンがプレーを巡っての言い争いなど、
チームが空中分解寸前。。。
ここまで来たら何があっても不思議じゃない。
まるで台本に書いてあったかのような
ジェンキンソンの二枚目レッド。
そして瀬尾君がサイドバックとか・・・。
プレーが、選手が、采配が、とにかく全てが狂い始めていました。
いや確実に何かが狂っていました。
そんな地獄のような後半・・・
でもかかわらず、
アウェースタンドが選択したのは
「Spend Some Fuck'n Money」ではなく、
「Arsenal We Love You」一択!
20分、いや30分、ゲーム終了の笛が吹かれるまで、
ひたすら唱い続けられた「Arsenal We Love You」
当然中には「Spend Some Fuck'n Money!」を叫ぶ人もいました。
しかしそんな声をかき消すように、
むしろそんな声が出た瞬間こその「Arsenal We Love You」でした。
8-2という115年以来の歴史的大敗。
今、眼前でガラガラと崩れ去る俺たちのアーセナル。
選手がいないのは皆わかっている。
補強が必要なのも誰だってわかっている。
しかし「金使え!」と叫ぶよりも強い無言の抗議と、
この瞬間に選手を守ってやれるのは俺たちだけだ!という気概、
いや、そんな安っぽい邪推することすらおこがましい、
ただ本当にアーセナルを好きで好きでたまらない野郎共の魂が、
このスタンドに宿っていたのだと思います。
確かに勝負は奇麗ごとじゃない。
もちろん勝たなきゃ意味はない。
でも、そういった勝負を超越した、
別次元のアーセナルを体感出来たことは、
グナである俺の一生の財産です。
そして心の底から、アーセナルサポであることを誇りに思うのです。
Arsenal Till I Die!
歴史的大敗しようが、なにしようが
俺は一生アーセナルですよ。
試合後、皆ロッカーにそそくさと引き上げる中、
キャプテンであるロビンの先導で数選手がアウェースタンドまで挨拶にきてくれました。
ロビン、君は立派なキャプテンだ。。。
しかし、そんなキャプテンの手招きにも応じず去ってしまった選手達。
これを観て思った事は、この日一番の被害者はサポではなく、選手ではないか?と。。。
いや当然プロである以上勝つ為に闘うのは最低限です。
ただ、クラブの方針が見事なまで曖昧なままプレーさせられていれば、
今日のように内部分裂も起こるだろうし、モチベーションも低下し、また敗戦
という悪循環に陥ってもなんら不思議ではないと思います。
今日もトラオレのQPRへのローン、韓国人の獲得というようなニュースが出ています。
明らかに完全な迷走だし、フロント陣が画策するヴェンゲルの退陣フラグにも思えて仕方ないのですが、
そんなゴタゴタ選手には関係ない。
選手達の為にも明確な指針だけは持って補強して欲しいと思います。
そして最期に。
補強も相当大事ですが、3戦目にして怪我人が7人って部分も、これフォーカスすべきです。
この状況で何人補強したって、また怪我人が出ちゃったら、全く意味なし!
だからこれ去年から言ってるけど、また結構ガチに言います。
もうお祓いだってば、お祓い!
俺の盛り塩じゃ、限界だ限界・・・。
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