アーセナル、アーセナル、アーセナル♪
今日は
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カーリングカップ3回戦
アーセナル vs. ニューカッスル・ユナイテッド
エミレーツスタジアム/キックオフ:19時45分
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観戦のため、
Dewonとエミレーツスタジアムへ。
今回も、
前回同様、
ゴール裏ローワーの非の打ち所のない良席。
いやあ、やはりレッドメンバーにはなってみるもんです。
しかも割引だったこともあってか、平日だというのに超満員札止め!
※割引なしでも満員だろうけど。。。
いやあ、ガナーズのサポーターのみならず、
運営側の集客力・集客方法など
見習うべき所がたくさんありますって!
特に川崎ベルディ1969?のみなさん。
ちなみにこの「カーリングカップ」、
日本で言えば「ヤマザキナビスコカップ」
のような位置づけ。
というわけで、FAカップなんかと比べて
取り立てて重要なカップでもないってことと
故障者続出ってことも重なり、
メンバーは、結構若手ばかりで
ほぼ二軍!!
ファンベルシーやロシツキー、
ファブレガスなんかの、ファンタスティックな
ゴールを期待していた猿としては
若干意気消沈気味での観戦。
まあ、それでもウォルコットやエブエ
守りの要、センデロスなんかが出ていたので
まあしょうがないか・・・。
みたいな微妙な感じで観てたんだけど、
なかなかどうして、
この2軍メンバー
完璧にニューカッスルを翻弄!
前半ほぼ相手陣営のゴール前でプレー。
シュートも星の数ほど打つも
向こうのキーパーのスーパーセーブに阻まれ
なかなか決められず。。。
それでも、スタジアムは大興奮!
結局メンバーなんて関係ないんだよね。
そのチームの勝利さえ願う気持ちさえあれば、
いくらでも楽しめるわけですよ。
そして願いは突然かなう。
後半、残り10分、
ぽつりぽつり、観客が帰り始めようとした瞬間、
今までのフラストレーションを爆発させるかのように
ベントナー、デニウソン立て続けに2発!!
一体化するスタジアム。
そう、これを待っていたのですよお!!!!!
途中、センデロスのミスなんかで
結構やばい場面なんかもあったけど、
最終的には2-0で完封勝ち。
確かにアーセナルは現在プレミアリーグ首位のチーム。
そらあ二軍も強くて当たり前なんだろうけど、
その前に言えることは、
明らかに組織力で勝ち上がっているってこと。
皮肉にもアンリが抜けて、
初めてチームが一体になったというか。
何かそんな気がしてしょうがなく。
今日のアーセナルも個々の能力というよりも
組織力だった。
パスをつないでつないでつないでゴール。
一人で打開できる人間なぞいなくても良いのだよ
今のアーセナルには!
試合後、出番の無かったロシツキーがピッチ駆け寄り
チームをたたえる。
控えの選手がチームをたたえるという
当たり前の光景が、何故か新鮮に映ったのも
チームの一体感を感じた要因かもしれない。
最後、選手全員がセンターサークルに集まり、
円陣を組み、喜びを分かち合っている姿があった。
アーセナルは「あの天才」の呪縛から解き放たれ、
ようやく独り立ちを始めたのだ。
この結束がある限り、
ガナーズはガナーズであり続けるだろう。
アーセン・ベンゲルという名指揮官の元で。
ベンゲル・ノートに
ファンタジスタはいらないのだ。
でしょ?哲生さん。
ベンゲル・ノート
中西 哲生,戸塚 啓