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Arsenal 2-0 Manchester City
Barclays Premier League, Emirates Stadium
Saturday, April 04, 2009, 15:00
ファブレガスが帰ってきた!
これほどまでにスキッパー、ファブレガスの存在が大きいとは思った試合はないかも。
いや、あるか・・・。
この試合、ファンペルシ、エドゥアルド、ナスリ、ディアビーを欠きますが
ファブレガス、アデバヨー、ウォルコットが戻ってきました。
アーセナルは以下のような4-2-3-1のフォーメーション。
アデバヨー
アルシャビン ファブレガス ウォルコット
デニウソン ソング
クリシー ギャラス トゥレ サニャ
アルムニア
さて前半から完全なアーセナルペースで、このフォーメーションが驚くほど機能。
パスサッカーの見本のような展開で、シティを翻弄です。
そして8分、ファブレガスからの絶妙なFKにアデバヨーが頭であわせて先制!
戻ってきたばかりの二人の得点に、惜しみない拍手。さらには
「アディバヨー♪アディバヨー♪」と「We've got Cesc Fabregas!」の
二人をたたえるチャント。
アウェー側では「フーオーヤー!」の大合唱。
後半、追加点が欲しいガナーズ、またもやファブレガスからのパスをアデバヨーが持ち込み、相手キーパーをかわして、確実にゴール!やはり、FWにはこれくらいの余裕が欲しいところです。
シティは後半完全にベラミー、ロビーニョが消えてましたね。
そんだけ押さえ込まれていたということでしょうが、
シティって9月からアウェーでは一勝もしていないんですよね(引き分け含む)
その理由でかはわかりませんけど、相当選手のモチベーションは低く見えましたね。
そういう意味では、まあ、ホーム側に分があったということでしょうか。
それにしても、復帰した二人の大爆発に明るい未来が垣間見えた我らがガナーズ、
その後も、ウォルコットの裏を取る動きや、デニウソン、ソングの底での動きなど、
点にはつながりませんでしたが、やることなすことうまくいくという展開に、
久々心から楽しめた試合でした。
後半、怪我明けの3人を下げ、エブエ、ベントナー、ラムジー投入で
皆さん期待に違わぬ動きで相手を翻弄。なのですが、
エブエはあんだけゴール前まで単独で切り込んでいくんだったら、
パス相手探す前に、
そのまま打っちゃえよ!と。
それと我らがスーパーベントナー。
いやあ、これまた世界を代表するポスター(造語)に違わぬ素晴らしいポストっぷりで、
大事に大事にパスをまわそうとしている姿は見事!(FWだけど。)
また、ゴール前でのクロスにあわせず、みすみすシュートチャンスをスルーしながら
両手を広げるポーズには、大物の風格が漂ってきてますよ。(FWだけど。)
最近ではサポーターの皆さんも彼のキャラを理解してきたらしく、
もうドリフのコントを見る感じですよ。(サッカー選手だけど。)
彼がゴール前でドリブルを始めたときなんかは
「とられるぞ、とられるぞ、とられるぞ、あーとられたあ〜」(爆)
と、思いっきりボールとられてるのに、観客みんな笑顔でスルー、
この殺伐としたスタジアムの中にも、ほのぼのとする心温まる瞬間です。
しかし、チームメイトの皆さんには一言いいたい!
彼がボールもって
ゴール前に切れ込んでいった時くらいは、
一人くらいは付いていってあげてください!
「スーパーベントナー保存会」からのお願いです。
しかし、こんなこと言ってられんのも、今回素晴らしい勝利だったからなんだよなあ。
これからの過密スケジュールの中の怪我人続出の中のやりくり、ヴェンゲルの采配に期待です。
saruさんのいうとおり楽く観戦できた試合でした(テレビだけど。)
ヴィラともいまんとこ6ポイント差をつけてますし、メンバーも揃ってきたんでCL圏内は安泰なんじゃないでしょうか(4位だけど。)