Chelsea 2-0 Arsenal
Barclays Premier League, Stamford Bridge
Sunday, October 03, 2010, 16:00
スターティング:
選手名についての説明はここをチェック♪
↓フォメ変更の可能性あり。
GKファビー
サニャ セバッさん コッシー クリ坊
少年ジャック 歌さん
斉藤さん あぶさん 黒シャビン
石原シャマフ
70 あぶさん→ロッシー
81 少年ジャック→JET
86 黒シャビン→ヴェラ
Goal:
ドロ 39, アレックス・ロドリゴ・ディアス・ダ・コスタ 85
個人的メモ: Row11 0030
運命のロンドンダービー、
チェルスキーの本校である、油橋小学校に逝って参りました。
↑いやね、外観がどう見ても学校。
しかも趣味の悪い校長の指示で風。
ちょっと早めに着きすぎたので、
趣味の悪い校舎の周りをぐるっと一周してみました。
↓すると、顔に色油を塗りたくるサービス。ふべら!
こんなステキなサービス、エミレーツにはないって。
さすが充実のセレブリティフットボール。
この様子をじーっと見てたら
「どう?やらない?3ポンドよ、うふ♪」というので、
上に着ていたジャンパー開いて
胸のバッチ見せて「じゃあ、これで・・・。」というと、
苦笑みたいな。。。
まあ、油を顔に塗る趣味ないのでね、ええ。
少し歩くと、アウェー選手の乗り入れ口のところに丁度アーセナルのバスが!
そこから続々とガナの選手が降りてきました。
時間は15:10、試合の50分前です。。。
え!?入りって、そんなギリなの!?
ダービーならではのこの余裕なんでしょうけど、
これじゃあ、ストレッチもクソもないんじゃないの?
ちょっと心配に・・・。
でもまあ、記念に・・・
アルジェリアの演歌を口ずさむ斉藤さん
DJエブエ
ダンディボス
選手も会場入りした所で、じゃあ俺も中へと思い、
幾重にも重なった蛍光色をまとったスチュワート(警備員)のゲートをくぐり抜けようとすると
「ちょいちょいちょいちょい!手広げろ!又開けこら!」の後に
カバンチェックで俺の命である一眼カメラを指摘。
「これダメ。とっととセキュリティに預けて来い」とのこと。。。
うわ、出たアウェーの洗礼・・・。 orz
と思いきや、それだけではありませんでした。。。
そのセキュリティとやらに預けに行きカメラを渡すと、
引換券みたいなものを渡されたのですが、その際、
「グッバイ、ルーザー。」と一言。
「ルーザー?ルザー?ザールー?・・なんだっけ?ルーザー・・・。」
とっさの一言、しかも何かよからぬ響きに様々な事が頭を駆け巡る俺。
あ、ルーザー!?
いや、あのルーザーじゃねえなあ・・・。
でもどっかで聞いた事あんぞ、ルーザー・・・
確か、Queenの「We are the Champion」であった出た歌詞だな、確かな・・・。
うーん・・・
あっ!?ルーザー・・・。。。
思い出した時には既に事務所は遠く離れていました。。。
そうです。
ルーザーとは敗北者、
いやさ、負け犬!という意味。
つまり「グッバイルーザー」とは「あばよ、負け犬!」
ということなのDEATH。
出ました、これぞアウェー・・・。orz
ノーロンダービーではサポ同士が目の前での殴り合い、中身の入った缶ビールの投下等、
サポ同士の小競り合いがメインで、スチュワートはむしろサポートしてくれる側でしたが、
ここ油橋では、赤いモノの着用はノー問題で、
サポ同士はよほどの事がない限り至って平穏ですけど、
逆にスタッフが牙を剥いてくるというか・・・。
ああ、でもこの清々しさはなんでしょう?
ここまで振り切られたら逆に、超気持ちいい!(金メダル調)というかね。
ドSであるが故のドMの習性とでもいましょうかね、
むしろ心置きなくサポ出来るってなもんですよ、ええ。
試合前だというのに、すでに心の準備は万端であります!
スタジアムに入るとこんな神発見!
キーパーのセブラーシャツ着てる人いました!
しかも、何故か背中には「EBOUE 27」の文字が・・・
何故だっ!?
でも、なんとなく心強いですよ。
↓さあ試合前、何のメッセージ性も感じられない
大きなフラッグがわらわらとどこからともなく、油のように湧いてきました。
リバポまでにいかないにしても、
デザイン的にもうちょっと工夫が欲しいところですが、
これもロシアのモダンデザインなのでしょうかね?
現代美術は難しいもんですね。
さあ、運命のKO!
アウェースタンドは当然全員立ちっぱの臨戦態勢で、
キャシュリーへのブーイングと共にゴールを見守ります。
しかし、何度もゴールチャンスも、これが全く決まらない・・・。orz
積極的にパスを繋いで繋いでゴール前までは行くのですが、
いかんせんそこから先が決まらないいつものアレ。
高さでシャマフに集めても、全てのシュートが枠外。
まるで詰めの甘い詰め将棋。。。
にしても、ポゼッションだけなら上回ってたような気がします。
少なくとも前半までは。
しかし、そんな隙をぬって、
最後はドロ。やっぱりドロ・・・。
しかもアシストがキャシュリーで先制はチェルスキー。。。
どよめくスタジアム。
でもまあ、温泉には到底及ばねえですけど。
そのキャシュリー、
今までのブーイングのうっぷんを晴らすかのような、
我々アウェーサポに向け「バチコーイ!」鬼の形相でガツポーツ・・・。
こういうとこ一発ヌルっと決めちゃうのがチェルスキの強さ。
タメテタメテタメて、ドッカン!!!みたいな。
この爆発力はやはりホンモノでした。
「でも一点、たった一点さえ入れば・・・。」
W.B.A戦ではなかった、この意味不明な自信。
それほど、今日のガナには可能性が見えました。
少なくとも前半までは。。。
ハーフタイム、チェルスキのレジェンドとおぼしき二人のおっさん達の何かの表彰。
それを受け取ったおっさん二人はスタジアム内を手を挙げて闊歩。
それに対し、我々アウェースタンドからは
「お前の歌なんて誰も唱ったことなんかねえよ!」
かなんかのチャント。(確か)
そうなんすよね。
レジェンドつったって、このおっさんが現役なんかの頃は
特に華々しい歴史があったわけでもないんでしょうから、
まあ、たまったまフットボール選手になって、
たまったま油まみれになる前のピッチでプレーしていただけってことですからね。
その横でJETとエディが球蹴りしてたんですが、
JETが(わざと)明後日の方向に蹴ったボールをエディが一切追わず、
サインしているそのレジェンドおじさんの背中にぽんぽーんと当たり、
エディが「もうしわげねっすなー。ボール取ってけねすかー?」
というアトラクション付き。
とにかく微笑ましいハーフタイムだったのですが、
笑えるのはそれまででした・・・。
後半、徐々に選手を蝕み始める疲労という名の魔物。
そう、この毒油のピッチは、
一歩歩くごとに、皆の気付かぬうちに徐々にHPを奪い、
とともに緊張感、思考能力さえも鈍らせるという恐ろしい毒沼。
しかも、ピッチが油で滑るのか、相手が油まみれなのか、
青シャツに接触しただけで赤シャツが倒れ込む場面が多々。。。
とにかく奴らの瞬発力のみの肉食なフィジカルには
うちらのパスマジックも通用せず・・・。
一方のチェルスキは元気一杯、
縦パス一発、全く衰えを見せない突き抜けるスピード。
特にドロ。
まるでスーパーマリオのBダッシュ。
これぞアフリカン・クオリティ・・・。
しかしこのBダッシュは何もドロだけではありませんでした。
アネルカまで油の上を滑るような駆け上がりを魅せ、
コッシー、それを倒す事でしか止められず・・・。
そこにFKの申し子アレックス・ロドリゴ・ディアス・ダ・コスタ満を持して登場。
今日だけはランパード出てくれた方が良かったんじゃねえか?
と思えるほど、切れ味抜群な旋律さえ覚える強烈なFKにTHE END。。。
これにより当然エディのシャツプレゼントコーナーは中止。
帰り際、意気揚々「取りにきてやったぜ!このハゲ!」
と預けていたカメラを取りに行くはずが、
特に何を言う気力もなく、しょぼーんと受け取り完了。。。
そらそうです、俺はルーザーですから・・・。
チェルスキにはこれで連戦連敗継続中でガチで負け犬。
「毎度毎度同じ手に引っかかって、何も進歩してないじゃないか、これじゃ!」
という声が聞こえてくるのもごもっとも。
でも俺的には、戦術とか深い事は一切わからないので
「ああしろ、こうしろ」なんて言うアイデアはないし、
言った所で、当然のようにボスを超える事なんて出来っこないわけなので、
とにかく、ふがいない試合をしたらブーイングしてやけ酒を煽り、
素晴らしいプレーには拍手を送って、死ぬまで祝杯。
それだけなのですが、
ただ何故かこの日に限っては
やけ酒って気分でもないのです。
負け犬なのに。
それは久々ガナらしい、明るく楽しいジャイアントプロレス的な、
そんな試合を観れたからかもしれません。
最後まで諦めない、カウント2.9の試合を。
また試合当日まで咳が止まらなかったのですが、
試合後、無茶なほど大声で叫んだにも関わらず、
不思議と喉の痛みがなくなり、咳もピタッと止まっていたのでした。
負け犬にもかかわらず。
俺の体調は、確実にガナに支配されつつあるようです・・・。
とはいえ、これで2敗目、4位転落。
これ以上俺の寿命をすり減らすようなガチな負け犬にだけはならないことを、
ネコ派の俺は切に祈るばかりなのです。
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サンダーランドの時も試合開始1時間は切ってましたから。
この間そちらにお邪魔したときに物見遊山でスタンフォードを見に行った時に、嫁がカメラを落として壊すわで、グナーにとってアソコは「魔物の住む館」ですね!
試合の方は、見ていて可能性を非常に感じました。
コッシー君の楽勝ヘッドが決まっていれば・・・等。
今までのチェルスキー戦に比べれば、非常にパフォーマンスは良かったと思います。
ドロのシュートはハッキリ言って運ですね!
あんなものがゴールしてしまうのが、相性という得体の知れない魔物なのかもしれません?
この結果に関係なく、私はポジィティブに捕らえてます。
本来なら大怪我だったかもしれないアブさんも、誰かさんの盛り塩のお陰で大事に至らず。
これから故障者が続々復帰してくるでしょうから、まだまだやれますよキット。