Sunderland 1-0 Arsenal
Barclays Premier League, Stadium of Light
Saturday, November 21, 2009, 15:00
スターティング:
アルムニア
サニャ ギャラス ヴェルメーレン トラオレ
ソング
セスク ラムゼイ
斉藤さん ロシツキ
エドゥアルド
サブ:
59 ラムゼイ(アルシャビン)
71 エドゥアルド (ヴェラ)
71 ロシツキ (ウォルコット)
ゴール
Bent 70
今回は自身初のアウェー観戦。
小雨振る中、早朝5時起きで7時エミレーツ出発のバスで
遥か彼方サンダーランドまで移動です。
サンダー行くんだったら、オランダ行った方が近いんじゃねえの?
ってくらいの超アウェー。
しかしですね、グナーたるもの、少しでも選手の気持ちをわかろう!
っていうのが今回の趣旨なので、文句なんて言ってられません。
ちなみにサンダーランドっていちおうイングランドだけど
ぶっちゃけスコットランドだろ?あそこ!?
てくらい、プレミアでは一番ロンドンから離れているクラブで
片道バスで6時間の長丁場・・・。
しかし、今回は年間シーターのHighburyNoteさんと一緒だったので
お互い、iphoneをいじりながら、アプリの使い方聞いたり、
または近況を話し合ったりと、意外なほど時間の経つのは早く感じたのですが、
物理的な距離と雨にはちょっとばかり辟易。
でもこれがアウェーなんですよね。
うん、アウェーなんだ。
あ、俺やっぱアウェー好きかも!
(そう思わないと・・・)
Studium of Light(サンダーのホーム)に到着すると、
そこでは「リバポー v マンC」の模様がモニタに。
それを見ながら「ファッキンアデバヨー♪」のチャントの連呼で、
自らを鼓舞するグナーの皆さん。(俺含む)
長旅の疲れもどこ吹く風、自然と気合いが入ります。
↓試合前の練習風景では黒シャビンとソングがなにやらボディトーク。
黒シャビン「バッチコーイ!!」
ソング「・・・。」
↓エディのシュー練を見切れた感じで見守る、黒シャビン。
エディはこういうときは意外とくそマジメ。
一切の妥協を許さない男なのです!
試合開始前、スタジアムには「ソフトバンク予想外CM」のBGMが流れ
会場は一気にヒートアップ。
サンダーでは、これが始まりの合図なのでしょう。
でもこれ気持ち悪いよ!こんなんで乗れねーよ!と。
でもこれもアウェーなんでしょうな・・・。
でもこのStudium of Light、こじんまりしてて、結構いいスタジアムですね。
もう来ねえと思うけど・・・。
さて試合は霧雨の中KO。
まあ土砂降りじゃないだけまだましか。
さてアウェーといえば、まずはチャントです。
我々アウェーサポ、シーンとお座りしているホームサポ尻目に
当然最初っからチャントで飛びまくり。
定番の「Arsenal FC」「We Love You Arsenal」から、
本日一身に期待を背負ったエドゥアルドのチャントまで、
アーセナルのチャントがスタジアムにこだましまくります。
あ、何故かエディーのチャントも!(みんな期待してるんだな、やっぱな)
またアウェーってこともあってか、聴いた事もないチャントも多数あり。
「こんなん全部唱えればもっと楽しめるんだろうなあ」と勉強不足を痛感だな。
ああ、そうえいば「ティエリー・アンリー♪」のチャントも
事あるごとに連発されてましたよ。w
当然ですね!旬ですからね!
しかし我らがアーセナル、
そんな我々のチャントに全く応えてくれません・・・。
はっきりいって超お疲れモード。
HighburyNoteさんが言ってましたが、
代表戦明けのアーセナルの勝率ってのはマンU、チェルシーなんかよりも全然悪いらしいんですよね。
統計的にもはっきりと出ているみたいで。
確かにあまりいいイメージないな。
怪我人が続出するイメージしかないというか・・・。
特に先の激戦をレジェンドの「神の手」で制したサニャさんが見るも無惨・・・もうヘトヘト。
「何故俺のエディーを使わない!」と。
これはちょい疑問。
それとキレ者がいないし、前線にボールが繋がらないから、得点の予感もなしで。
(黒シャビンが入って若干よくなったけど・・・)
またパスを出すタイミングが1秒遅いというか。
裏を狙ったパスも、全くキラーにならず、読まれちゃってる感バリバリ。
たまにアーセナルらしいパスまわしが見れるけど
最終的にはゴール前ではじかれるという展開に終止。
果たしてこれは疲労から来るギクシャク感なのか?
それともサンダーが絶好調なのか?
まあ、両方だと思うけど、サンダーに代表がそんなにいないってのはやっぱ大きいと思う。
(何人いるかしらないけど)
それと移動ね。
'If we had played at home, we would have won'
ヴェンゲルもサードコンディショナルを使って言ってましたが「これがもしホームだったら・・・。」
というのも、あながち間違ってはいないというか。(まあ言い訳ですけどね)
というのも、選手だってサポーターと同じくバス移動しているんでしょうから、
どんなに豪華なバスっていっても、物理的に6時間は車内に拘束されているはずで、
その後の試合となれば、代表戦での移動なども考慮して考えるとちょっと厳しい。厳しすぎ。
こういう小さな疲労の積み重ねが、小さなミス、そして試合感を鈍らせているんじゃないかと。
そして一番の要因はなんといっても絶対CF、ロビンの不在。
前線でも一人でなんとか出来るプレイヤーがいなかったと。
また身長的にも、皆ちびっこ感は否めない。。。
そういうわけで、サンダーのゴールがラッキーなものだとしても、
穫られるべくして穫られたって感じで・・・。
といっても、こんな状況でも拾っていかないことには
優勝なんて夢のまた夢なのですよ。
なので言い訳はこれくらいにしときます。(随分したな・・・)
帰りのバスの中は当然お通夜状態。まあそうだろな。
先にも書きましたが、アウェーでの敗北感はホームのそれよりも100倍キツいっす。
それってきっと距離にも関係していて、長距離であればあるほどイタタタタで。
6時間かけて負け戦を観る虚脱感というか。
正直俺はアウェーをなめてました。
しかし自らが決戦の場に赴く事によって、
アウェーの厳しさってのを実感させられたというか。
そういう意味では、いい経験が出来た!
と、そう思うこととします。
さてチームはこれで3位後退。一試合のアドバンテージがあるとはいえ、
一位のチェルシーからは8ポイントと大きく水をあけられてしまいました。
しかし火曜のチャンピオンズを挟み、日曜はチェルシーとの直接対決です。
これを勝てばなんとか、まだなんとか望みはありますとも。ええ。
それにはチャンピオンズのスカッドが重要になってくるでしょう。
1.5軍あたりでスカッと勝ってもらって、
来週までの勢いになることを祈らざるおえない猿なのでした。
はあ〜・・・orz
でもこのアウェー感、癖になりそう。。。
これからも、チケットがなんとかなれば懲りずに行ってみようと思います。
勝った時の喜びもまた100倍のはずですからね。(おそらく)
サンダーランドのアウェー観戦、ご苦労様です。
僕もエディがスタメンでないのはびっくりしましたし、ロシツキや斉藤さんの動きがいまいちなのも残念でした。
交代枠を早めに切ってほしかったですね。相手が疲れてくるであろう後半直ぐに、ウォルコットの起用を観て見たかったです。
やっぱ、パワープレー要員が必要ですよね。ベントナーがいれば..
まあ、何はともあれ、saruさん。バス6時間移動のアウェーレポ。楽しかったです!