Arsenal 1-0 Everton
Barclays Premier League, Emirates Stadium
Saturday, December 10, 2011, 15:00
スターティング:
選手名についての説明はここをチェック♪
ボイチョフ課長
じゅるー メルティ コッシー フェル様
歌さん テタさん
瀬尾君 アーロン ビーニョ
神
■ゴール:
70 神
■交代:
83 フェル様→ミケル
83 ビーニョ→ロッシー
90 瀬尾くん→ポン
■個人メモ:
19 2 586
本日ホームで行われたこの試合は「アーセナル生誕125周年記念試合」と銘打たれ、
クラブにとっても、ある意味特別な試合でありました。
銅像がお披露目されたりとか、数々のイベントみたいのもあるみたい。
そんなわけで、猿もいつもより一時間繰り上げてエミレーツ詣でに出発。
と、その前に、アーセナル名物「屋台のハンバーガー」を。
チーズバーガー 3ポンド
これが思いのほか美味い。
スタジアムのなんかとは比べ物にならないほど美味い。
絶対ヤバい肉を使っているに違いありません。
あーあ、また寿命縮んだ・・・。
ま、いーや。
さてスタジアム周辺では、ミニ楽団によるミニ演奏が。
「楽しか〜った、ひと時が〜、今はもう〜すぎてゆく〜 ららららら〜♪
っていう「カックラキン大放送」のエンディング曲を演奏してました。
それを横目にショップへ逝ってみると、
入るなり、後頭部にイナズマレッグラリアート喰らったような衝撃!
なんと、入り口入った瞬間に、
ミニ電池ショップ!
うーん、イナズマッ!
しかも老若男女の大盛況。。。
いやこれマジで、売り上げとか
ガーナの恵まれない人にいくんだろうな?あ!?
ポンの車種が変わってたら要注意だな・・・。
電池商品はとりあえず今回はスルーで、
125周年を記念して建てられたという屋外の銅像方面へGO。
まずはこの人、ミスターアーセナル、フェイマス4の一人、
「キング・オブ・どや」 トニー・アダムス
しかも、その「どやってる」瞬間を忠実に再現。
その「どや顔」を一目見ようと、「どや前」は黒山の人だかりです。
さて次は、この方!
「キング・オブ・偉い人」ハーバート・チャップマン
この恰幅が我々の礎を築いてくださいました。
ちなみに、キッズ達の姿は皆無でした。。。
そして最後は
「キング・オブ・キングス」であり「最強のグナー」
NO.14 ティエリ・アンリ
除幕式でアンリ自身涙を流して喜んだという
この銅像前が、やはり一番人気。
キッズ達が入れ替わり立ち代わり写真を撮っていました。
ちなみに、アンリが涙を流したのは
「あれ?似てなくなくない?」とか
決してそういう理由じゃねえですよ、絶対。
胸元のO2のロゴから毛根の細部に至るまで、
きっちり再現してありますからね。
写真を撮りながら、ふと思いましたけど、
生きているうちに、自らの銅像が建造されるなんて、
こんな名誉な事があるでしょうか?
スポーツ選手の銅像においては、
どこぞの社長とか、村長とかの意味不明な不名誉像とは全くの別物!
本人が涙を流すのも無理はないです。
ちなみに、
なんで「どや」がおっ建てられて、
あのベルカンプ様がいねーんだ?あ?
とかいうご質問は、是非下記本部事務局までお願いいたします。
ask@arsenal.co.uk
ちなみにですけど、ちょっとだけ気になる事が。。。
この銅像あまりにも近い。
英語で言うと、「too close」
(いや、ただ言いたかっただけ)
記念写真にはもってこいなのですが、
逆に嫌がらせにももってこいというか・・・。
ちょっとだけ北逝った所に、多数のヤカラが生息してますからねえ。
爆破とかされんじゃねえか?とか、ガチでそういうのが心配なのです。。。
あ、そうそう、忘れてた。ついでにこのお方も。
「キング・オブ・セレブ」
ニクラス・ベントナ男爵卿
皆さん、忘れないでいてあげてください。。。
彼もはるか北の外れで頑張ってますよ、奥さん!
そうこうしてるうちに、お時間です。
ゲートをくぐり、木馬内部へ。
年の瀬、この時期になると皆ウキウキウォッチング、
↓こーいうのとか、
↓こういう人達が溢れ出します。
ま、確かに紅白なんで、
これがバッチリハマるんですよねえ・・・。
でも、もちょっと北の人とか、
もちょっとミナミの人は、ダメだよ、
調子に乗ってこういう格好しちゃ。
「紅白」の特権だからね。
そうこうするうちに、GK陣のアップが開始。
本日は、GKファビー、マノーネ不在により
急遽皇帝アルムニアがスカッドにスクランブル帰還!
皇帝、お久しぶりです!
ですが、課長と皇帝、
なにこの距離感・・・。
やっぱ、なにこの距離感・・・。
部下に追い抜かれた、
上司との溝が埋めるのは、どこの世界も難しいのですね。。。
そんな惨状を知らぬまま、
フィールドプレーヤーもアップ開始。
すると皇帝、ペーペーで同族のミケル君を捕まえ、なにやら・・・
皇帝「ミケル氏。君には申し訳ないが、あっちから蹴ってくれないかね?」
ミケ「え?俺っすか?」
ミケ「ったくよー、なんで俺なんだよ・・・もう・・・。」
皇帝「ここだぞ!わかるか?私の胸めがけて蹴ってきたまえ!わかるか?ここだ!」
ミケ「ったくよー、なんだよ・・・もう。一回いやあわかるよ、もう・・・。」
しかし残念ながら、始めての経験からか、
何故か全く皇帝に飛ばなかったミケル君。。。
アップ後、再度呼び出し。
皇帝「君はよくやった。だが、まだまだだな。今後も精進するようにな。」
ミケ「あ、、、はい、さーせんした・・・。」
ミケ「ふー・・・。」
両者とも精進するように!
あ、ついでにじゅるーも、
時間があれば精進するように。
さて、恒例の神説法。
今日も皆を集めて、教えを解く神こと、世を忍ぶ仮のロビン。
神「神はね、結構前に我々をお造りになられたんだよね。で、君たちが神の子。わかる?自信を持って!」
神のありがたすぎるお言葉に、皆一様に神妙です。。。
一人人間無礼講、アンドレ不在の好影響が顕著に現れております。
そして一通りチルドレンへの想いを伝え終わると、
神は何かを確かめるかのように、
その左脚の靴ひもをギュっと結び直されました。
そしてこの時猿は予感したのです。
今日も神が降臨される事を。。。
えー、ちなみにメルティ、
今日もが哭きまくっていたわけですが、
それよりも気になる式典があったので、
今日は「哭かないでメルティ」はお休みしそっちを紹介します。
これは125周年を記念した式典で、
今までアーセナルの栄光を彩ったレジェンド達が入場。
まずは若くしてこの世を去った、
ロッキーこと、デービッド・ローカッスルに拍手が贈られました。
そしてボブ・ウィルソン、チャーリー・ジョージ、フランク・マクリントック、
ジョン・ラドフォード、テリー・ニールと70年代前半に活躍した選手や、
デヴィッド・オレアリー、ポール・デイヴィス、ジョージ・グレアム、アラン・スミス、
アンダース・ リンパー、レイ・パーラー、イェンツ・レーマン、リー・ディクソン、
さらに
イアン・ライト
ローレン
ロベール・ピレス
そして銅像にもなった生ける伝説、
ティエリ・アンリ
とにかくそうそうたるレジェンド達が足を運び、
125周年記念試合に華を添えてくれました。
ただ一点、飛べない漢「ノンフライングダッチマン」のカンプの欠席は別にして、
銅像にもなったミスターアーセナル、
トニー・アダムスが姿を現さなかったというのがなんとも・・・。
これってやっぱり、大人の事情ですか?
そうですか?
是非ピッチで、もう一度、あのどや顔を観たかったと、
心底思っていただけに、非常に残念無念。
↓そう、銅像にもなったあの究極のどやを・・・。
というわけで、残念ながら、どや抜きではありますが、
レジェンド達が見守る中、選手入場。
↓本日のスカッドはこちら
しかし、非常に悲しい事態が・・・。
上の選手紹介のムービーを観てお気づきの方もおられると思いますが、
なんと、この試合から選手コールが残念な奴に変更。。。
今までのエミレーツでの選手コールでは、
「最初に名前をマイクでアナウンスし、名字を観客全員で叫ぶ」
というのが恒例でした。
例えば、アナウンスが「ナンバートウェティ、ヨハーンー」
と言ったら、サポが
「じゅーるー!!!!」
という感じで掛け合いがあったのですが、
今回から、アナウンスの人がフルネームを言っちゃうもんだから、
まるでダメ。。。
猿はそこそこアウェーに逝かせてもらってますが、
こういった一体感を生むような演出をしていたのは
自分が知る限りエミレーツだけだったので、
グナとしては心から誇らしかったのに、
もしこの制度が廃止されていたとしたら、本当に残念でなりません。
「今回だけ時間がなかったから巻きで」
ってことである事を祈るバカリですけど。。。
まあいい、さあ開始のゴング!
先日も記事でも取り上げましたが、現在のガナはSB全滅で4CB体勢!
よって、フェル様がガナで初左SBに配置。
見てみ、この背中!
どこを守っても絵になる漢です。(しみじみ)
そして今日の主審はこのハワード・ウェブ。
見てみ、この黄色い背中!
全身イエローカードの、
まったく信用ならねえ背中DEATH。
そんなわけで、今日は4CB体勢、フェル様も初SBということでどうなの?
っていう事でしたが、なかなかどうして、左方面、守備的には抜群の安定感。
そしてコッシー空中戦で異常な強さを発揮。
という保険を基に、前線では神中心に、瀬尾君サイドからがっつり崩しに。
そして幾度ものシュートチャンスも、これがなっかなか入らないという、
アーセナルらしい、とにかくムッキーな展開のまま前半終了。。。
ハーフタイム中、エミレーツの偉い人から、
なんか飛行機の模型みたいのの授与式が行われました。
アンリも強制参加の模様・・・。
猿の周りでは
「あの飛行機よ、俺も欲しいな!」「あー俺もマジで欲しい!それくれ!」
みたいな声が上がっていました。
うん、俺も欲しいぞ!なんとなく!
さて今日の試合は125周年にちなんだ数字が至る所に。
選手のシャツも、
ボールキッズの背番号も、
O2のアドも
試合のボールとかが貰えるラッキーナンバーも
そしてパンフも125周年の特別仕様!
全てが125一色であります!
ここまで記念されたら、
色んな意味で勝たなきゃヤバいよね・・・。
ってなわけで、後半のゴング!
あ、そうそう、その前にエヴァといえばこの人、
鳥の巣ヘッドで有名なフェライニですが、
は!?こんなにデカかったっけ!?
大巨人メルティと全く遜色ないんですけど。。。
恐るべし、シークレッドヘッド。。。
すいません。話がそれました。
後半に入ってもメイクチャンスはするものの、
中々ゴールに結びつかないのは世の常。
グナなら見慣れた光景です。
しかし、やはり今日も神はあなたのそばに・・・。
70分、歌さんから差し出されたクロスは、美しい放物線を描き神の元に・・・。
それを靴ひもをギュッと結んだ左脚一閃、
奇跡のブリリアントでアンビリーバボーすぎる魂のボレーが
ファーサイドのネットに突き刺さり、アーセナル先制。。。
125周年という節目の試合で、
文字通り、神懸かり的なこの狙撃が可能なのは
神以外おられません。(きっぱり)
そんな神が「キーーーーーン」と向った先は、
ベンチ!
125周年という記念試合に出場する事が叶わなかった選手達の元でした。
そこで交わされる喜びの舞。。。
そしてそこには宮市君の姿も。
さらにはあの笑顔を捨てた皇帝までもメイクスマイル!
これを神の仕業と言わずして、なんと申しましょうか!
あれ、ちょっとまてよ・・・
ただ一人、我関せず感がハンパ無い方が。。。
黒シャビン様はいつものアレだとしても、
いったい、どうしたっていうんですか、ライス師匠!!!
神とはいえ、世を忍ぶ仮の弟子のこの活躍に胸躍らないとか、
いったいどうなってんすか!?
師匠に限って、125周年レジェンドに
選定されなかった事に対するアレなわけはないですよ!
となると・・・まてよ、これはきっと、アレだ。
神の、この活躍は必然想定内であるし、
師匠は既にこうなる事を予見していたに違いないわけで、
だからこそ、あそこまで冷静に対処していたのだな。
そしてもう一つ。
自らは裏方に徹するという徹底したポリシー。
弟子がなにか大きな事を達成した時、
「バカヤロー!お前なんてまだまだだよ!」っていいながら、
実は心で哭いているアレだ、アレ!
だとすると・・・
師匠、あんた男の中の漢だよ!(涙)
そしてもう一人、そんな神を見守る一人の漢が・・・。
そう、キングオブレジェンド・ティエリ・アンリです。
「神は神を知る」とは良くいいますが、
でも見てくださいよ、このキングのツラ!
神というよりも、そんな次元を超越した、
完全に一人のアーセナル一ファンのソレじゃないですか。
映画Fever Pitchで、少年時代のニックが始めてハイバリーに足を踏み入れ、
そこで自らの夢を見つけた瞬間のような、
本当に全身でグナやってます!みたいな、そんな表情で。。。
これを見ていたら、ふと、Batiさんが「渋谷のアンリ降臨ショー」に参加した時の話を思い出しました。
↓「アンリが一人のアーセナルファンとして答えてくれた」という話を。。。
http://gooner.jugem.jp/?eid=1185
試合は神の奇跡を全力で守りきり、1-0で勝利。
それは素晴らしきレジェンド達に対する、最高の恩返し。
と同時に、この勝利は、最強のアーセナルファンに対しての、
いや、全世界のグナに対しての最高のクリスマスプレゼントとなったのでした。
ん?いや、ちょっと待てよ。
クリスマスなんて、もうちょい先じゃないか!
本当のクリスマスは来週日曜だよ日曜!
というわけで、ボス、師匠、選手の皆さん、そして神様、
全世界のグナが、最高で最強に欲しいプレゼントを
たんざくに書いてツリーに吊るしまくっておりますので、
何卒どうか、よろしくおねがいしゃす!
ちなみに試合後、ボイチョフ課長は神にひれ伏し、
神のその奇跡の左脚にキスを。。。
これは、決して上司の機嫌を伺って昇進してやろうとか、
大手企業の社畜人が行うそういうたぐいの愚行ではなく、
純粋に、我々の気持ちを代弁してくれたに違いありません。
むしろ俺もピッチにいたら、同じ事をすると思います。
たまたまピッチにいないんで、それが出来ないだけなのです。
というわけで、試合後、猿も神の左脚にチューすべく、
土下座をして神待機を敢行。
すると、以前と同様、目の前ですーーっと車が止まり、
窓が空き、そこには神の神々しい笑顔が・・・。
そして俺は精一杯の感謝の言葉を述べたのです。
猿「神さま、神さま、神さま!今日もほんとヤバかったっす!心からあざーっす!」
神「ああ、ありがとう!」
猿「それと、神さま、俺買いましたよ、あのパンツ!教えてもらったやつ」
神「ええ!?マジで?どこで?」
猿「ネットっす、ネット。ほんと助かりました。」
神「でしょ?売ってるでしょ?でしょ!つかマジで買ったのか w」
猿「はい。あ、そういえば、あのパンツ誰に勧められたん・・・」
ってところで、他の人がぐわーーーって来ちゃって、ジ・エンド。。。
というわけで、左脚にチューの実践と、
誰がパンツを広めたかは聞けずじまいでしたが、
次回は必ずこの二点を遂行したいと思います。
↓神のパンツ?それなんの話?って方は一目瞭然、こちらをチェキラー
【続報】ファン・ペルシメンバー不適切パンチラ事件
http://gooner.jugem.jp/?eid=1140
【検証】ファン・ペルシメンバー不適切パンチラ事件【判決】
http://gooner.jugem.jp/?eid=1159
最後に、この125年間、アーセナルに関わった全ての人に感謝。
そして猿も、アンリさんや先人達に負けないぐらいのアーセナルファンになるべく、
いやそれはやっぱ無理だから、一歩、一ミリでも近づけるよう、
そして125年以降のアーセナルに一片でも何かを残せるよう、
生涯の修行をガナの道に通じグナの道を全うしていく所存であります。
Happy Birthday Arsenal, 125 Glorious Years!
↓あざーす!あなたの そのひとぽちが モチベーション。
しかし、SBって重要なんだなってこれほど痛感する試合はないと思う。